古い町並みが保存されているという湯浅で、宿泊施設を探しました。るるぶで紹介されていたので、ホームページを見たところ、和洋室があり、地元のものを使った料理が売りということだったので、決めました。近くまで行くと、看板がいくつか出ていたのでもっと大きな旅館かと思ったのですが、古くからの細く急な道端にありました。駐車場は、1分ほど手前の小学校の横にありました。玄関は、普通の民家のような感じで、玄関ロビーもソファーが2つあるだけの狭いところで、その上が客室になっていました。
食事は、一つ一つが小ぶりで、量も適当でした。使っている器が地元の陶芸家が作られたものだそうで、それぞれ趣のあるものでした。二人同じ器でも、少し形や大きさが微妙に違っていて、いかにも手作りという感じがしました。ナスの茶碗蒸しは、湯浅ナスという、地元でもあまり手に入らないという大きなナスをくりぬいて器にしてありました。ナスの実も入っていました。あっさりとしておいしかったです。食事は、個室で、ひと品ずつ頃合いを見計らって、持ってこられましたので、落ち着いて食べることができました。
温泉は、ぬるぬる感もなく、これが温泉かなーと思いましたが、いつまでもヌクモリが消えなかったです。
朝は、食事前に海岸まで散歩しました。感じのいい旅館でした。