和歌山県湯浅町、醤油醸造の町として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。散策マップを手に町家や商家を見学しながら町あるき。川向こうに観光用駐車場があり、そこに車をとめて、受付でマップやパ... 続きを読む
和歌山県湯浅町、醤油醸造の町として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。散策マップを手に町家や商家を見学しながら町あるき。川向こうに観光用駐車場があり、そこに車をとめて、受付でマップやパ... 続きを読む
日本国内に《重要伝統的建造物群保存地区》は123ありますが 種別として《醸造町》となっているのは 4地区【喜多方(福島)】【湯浅(和歌山)】【たつの(兵庫)】【鹿島(佐賀)】のみで 【湯浅】のみ 訪問... 続きを読む
熊野古道の宿場町として栄えた町で、その要因は入り江に有るので海路の便が非常に良かったので、物流の要としての役割と、海路で熊野古道に来るのに来るのに便利だった為と云われます。
古い町並みは一応、車も通れるもののコンパクトカーでも結構狭く、路地の角を何回か切り返さないと曲がれず、停める場所も殆ど無いので山田川を挟んで反対側にある大きな無料駐車場に停めて散策することをお勧めします。
醬油の発祥の地と云われていますが、醬油の発祥は幾つかの説があり、どれが真実かは判りませんが、ここを発祥とする説は法燈円明国師が中国で学んだ金山寺味噌(説によっては径山寺)を作る際に仕込みを失敗して溜り醬油の様な物ができて、それが調味料として良いとして作られ始めた・・・という偶然説や味噌作りをしていて、味噌の溜りの部分も調味料化出来ないか試行錯誤して醬油の原型が出来たと云った説の様です。他の説は中国からの伝来とされているものが多い様です。
真実は判りませんが、仕込みを失敗して・・・と云う説だったらいいなぁ、と思います。
失敗してもイイじゃない、人間だもの。。。
湯浅町は、熊野古道の宿場として賑わった町。
中心部には、醤油醸造業で栄えた昔ながらの町並みが残されています。
2006年に和歌山県初の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されました。
軒先に下げられた「幕板」・さまざまな形状の格子・漆喰で塗った「虫籠窓」など、古い町家の表構が素敵です。
湯浅の特徴である迷路のような小路、入り込むとタイムスリップしたかのよう、居心地の良い空間が続きます。
醤油醸造の発祥の地として知られる湯浅の街並み、レトロ感が漂う白壁の建物が連なっていて歴史資料館やふれあいギャラリーの見学、お土産店に立ち寄り、建物の軒下には燕の巣がありもうすぐ巣立ちするヒナの鳴き声、年代を感じる看板など、当日は暑さを感じる天気で散策中に見かけた ”ミカピー” が熱中症にならないかちょっと心配でした。
看板などの案内が無いようですが、湯浅駅を出て右に進むとコミュニティセンター「駅前多目的広場」の窓口で自転車を貸していただける(身分証が必要)ので、天気が良ければ自転車での散策も可能です。
狭い路地の先に甚風呂があり、更に進むと醤油資料館、角長の醤油蔵があります。水曜休みの施設が多いのは、漁師さんの習慣に合わせたらしいという話を伺いました。
大仙堀は交通量の多い道路沿いで歩道も無いので注意が必要です。
このあたりの雰囲気、いいですね。醤油蔵、味噌蔵、旧家、そういった雰囲気を残した街並み。暑くないときに、ぷら~っと散策するのがオススメです。休憩所がいくつかあり、そこにはボランティアの方がいらっしゃいます。街についてお話しをお伺いすることもできますよ。
角長付近の小路を歩いていると、醤油のいい香りが漂ってきます。町並みを歩いていると、過去に使われていた小物が所々に展示されていたりして、歴史を感じることができます。