雨の降りだした午後の到着。紫の蛇の目傘でのお出迎えにまずは感激しました。離れのお部屋も「有田焼スイッチ盤」にもあるように随所に心憎い気配りがありました。食事は本館での個室で、旬の食材を活かしたお料理を堪能できました。シャガールのコレクターであるご主人セレクトの作品も楽しませていただけました。初物のアユの天麩羅は心に残るひと品です。食後、高千穂神社での夜神楽に出かけましたが、正座の苦手な私達の為に椅子3脚も用意いただき、履物入れまでが縮緬の袋。女将の目配りを随所にかんじ非常に参考になりました。翌朝の高千穂峡でのボート営業の有無が又、最大の懸念だった私達でしたので・・細かい情報伝達もいただけたこともホントに心に響きました。客目線での配慮・・秀逸だと感じる宿でした。