‘パリで特別な思い出作り’には是非!
各国のフォーシズンズ・ホテルの中でもGeorgeⅤは格別です
1928年に建築された8階建ての歴史的建造物ですが、2000年に全面改装され、新たにFour Seasons Hotelグループとして生まれ変わったこちらのホテルは、一般的なLuxuryホテルに比べ、宿泊客一人当たりの従業員の数の三倍ほどで、気遣いの行き届いた上質なサービスとホスピタリティーが魅力的です。
お部屋のサービスも1日2回のハウスキーピングがあり、ベッドメーキングは昼と夜の雰囲気が異なり、その演出も素敵。
バスルームは総大理石を使用し、シャワールームが別に設けられているので快適なバスタイムが嬉しい。
アメニティーもブルガリで揃えられエレガントな雰囲気を楽しめます。
さらに、宿泊されるお客様の国籍に合わせて、それぞれのサービスも提供されており、
日本の方には朝食に和食が選べる他、朝刊やTV(NHK)も日本語を用意しており、ポットや南部鉄器の急須に日本茶も備えてあります。そして、浴衣もあります。
日本人スタッフも駐在しており、ルーム・サービスのメニュー等の表記も日本語なので、不安や煩わしさもなく過ごせると思います。
ルームサービスの料理は深夜でもグルメな食事を提供しており、調理もきちんとされ、部屋でプライベート・ダイニングを楽しめるので、レストランでは味わえない良さがあるのでお勧めです。特にDesertは専属パティシエによるもので、クレーム・ブリュレはとっても美味しいです。
245室ある各部屋は様々なカテゴリーがあり、内装もそれぞれ異なります。
また、窓からの景色もエッフェル塔が見える部屋(ごく少数)や、中庭(Marble Courtyard)側、Pierre I Courtyard側、テラスのある部屋などがあり、人気の高い部屋は予約が取れないことも多いです。
館内の演出は優美な雰囲気が漂い、夜はロマンチックなムードに包まれ、とても素敵なので、部屋や館内で昼と夜の時間を楽しむのがこのホテルの究極の醍醐味だと思います。是非、宿泊客として満喫したいホテルです。
宿泊はどうしても・・・という方にお勧めなのが、『La Galerie』というサロン兼ダイニング。
エレガントな雰囲気の中にも落ち着きがあり、朝食からアフターヌーンティー、ディナーと幅広く利用する事が出来ます。
朝食にはバターたっぷりの風味豊かなクロワッサンをはじめとしたViennoiserie(ヴィエノワズリー=甘い系のパン)とフォーシーズンズ・ホテルのロゴマークの蓋で特別に瓶詰めされた、クリスティーヌ・フェルベール(Christine Ferber)さんのコンフィチュール(ジャム)や濃厚なバターと一緒に頂くと、朝から幸せ&Happyに♪
彼女のConfiture(コンフィチュール) はアルザス地方にある人口300人のニーデルモルシュヴィル(Niedermorschwihr)村の工房で作られ、季節の果物や野菜を直径50cmの銅鍋を使いハーブ類なども多用しながら煮詰め、瓶詰めまで全ての工程を手作業で行っているため、手作りのぬくもりが感じられる。
最大の特徴は、果実の自然な風味を丸ごと瓶に詰め、果肉は大きく色や風味も良く、そのまま頂いても甘過ぎず美味しい。
また、毎日15時から行われるピアノの生演奏を聴きながらゆったりとした時間を、普段と違うパリの過ごし方にするのも良いかと思います。
メインダイニングの『Le Cinq』はミシュランガイドで好成績を獲得し、宿泊客以外でもこちらをお目当に来られるお客様も多いと思いますが、人気が高いので予約はなるべく早めが無難です。
また、このメインダイニングでも朝食やランチが頂けますが、レストランの本領を味わいたいのであれば是非ディナーを。
そして、『Le Bar』では朝10時から深夜までOpenしており、マホガニーを使用した木の重厚感ある内装。朝や昼はGeorgeⅤ通りから日が差しており明るいが、夕方から次第に大人の雰囲気に。
さらに、館内を飾るもう一つの魅力は、アメリカ出身のFloristである‘Jeff Leatham(ジェフ・リーサム)’氏のフラワーアレンジメントによって、独創的で大胆かつ繊細でドラマチックな世界観が、このリュクスなホテルを彩り、華(花)のある素晴らしい空間を演出している。
花は毎週テーマを変えて、彼のスタッフ達によって、ホテルの至る所でその世界観が開花している。
しかも、その花の数がなんと、‘約1万本’もあり、滞在中に活けかえ作業をしているスタッフを見かけることもある。
そんなエスプリを見に来るのも宿泊客のみならず、こちらをお目当てにいらっしゃる方も多いそうです。
彼はもともとBeverly Hillsにあるフォーシーズンズホテル・ロサンジェルスから引き抜かれ、パリのGeorgeⅤホテルでも高く評価され、同ホテルの名と共に今では有名に。
旅の疲れには『The Spa』という宿泊客のみが利用できるスパがお勧めです。
こちらでは、ワールプールやサウナ、スチームバスがあり、個室トリートメントルームではスキンケアからボディートリートメント、セラピーが受けられます。(ホテルにリクエストすると日本語メニューでご覧になれます)
場所・・・Louis Vuittonのお店が目立つChamps-Elysées通りからGeorgeⅤ通りを入って徒歩5分ほどの好立地。
[メトロ1号線GeorgeⅤ駅から徒歩5分]
電圧・・・使用できる電圧は交流220から240ボルト。※アダプタの貸し出し可能。
通信・・・ワイヤレスインターネット、パソコンのLANケーブルは部屋に備え付けがある。FAXも受信可能