昨年まで泊まってた某五つ星ホテルのサービスがイマイチになってきたので、今年はこちらのホテルにしてみました。
設備は若干古いものの、サービスは行き届いいているし、ベッキオ橋にも近く観光にも便利だし、とても満足してます。
次回もぜひ使いたいホテルです。

２度目のフィレンツエです。高速列車「Italo」で、サンタマリア・マジョーッレ駅に到着し、タクシーで、１０ユーロ２０セントで、ホテルベルキエリに到着します。８ユーロ２０が、メーター料金で、２ユーロが、バッゲージ代との事。後で歩いてみて判ったことですが、徒歩１０分の距離でした。フィレンツエは、一方通行が多く、ホテルまでは、観光客の間をすり抜けなければなりません。それで１０ユーロも掛かるのです。ベルキエリの出入口は、３方向ありますが、１方向は閉鎖されています。タクシーが、横付けしたのは、川沿いの通り（アッチャイウオリ通り）よりも、一本中の道（ボルコ・サンテイ・アポストリ）で、ホテルのエントランスは、ちょっとした広場（ピアッツア・デル・リンボ）に面しています。そこは、サンティ・アポストリ教会の入り口も面していて、その角には、厳かなマリア像があります（写真あり）。私が、フィレンツエを訪れたのは、聖母昇天祭の二日前だったので、特に、教会では、その準備がなされている模様でした。フロントの対応は、フレンドリーでないものの、不快感がなく、質問にはしっかりと答えてくれました。WiFiのパスワードは、一人ずつ異なるので、レシートのような紙に発行してもらわなければなりません。こちらから言わないと、積極的には教えてはくれません。WiFiの速度は、ちょっと遅い印象で、よく圏外になります。あまり期待できません。ランドリーは、平日は、無料と書いてありますが、なぜか料金表が付いています。有料でもよいと思い、お願いしましたが、土日や祭日は受け付けていないようです。部屋については、口コミに「河沿いの部屋は、夜間バイクの音が気になる。」と書いてありましたが、まったく気になりませんでした。私の部屋は、２階の真ん中で、国旗がはためいていました。朝早く、隣人のワンワンが、バルコニーで吠えていました。そして、朝の教会の鐘の音が鳴り響きました。バルコニーに出ると、ワンワンと目が合いました。植木鉢にオシッコして引っ込みました。バスルームは、変わったタイルの彩ですが、そこがまた、エキゾチックで気に入りました。シャワーカーテンは、白の裏地に、赤のビロード。防水カーテンです。タイルも、湯垢などがたまっておらず、比較的清潔ですが、洗面と浴槽に金髪が数本落ちていて気になりました。おそらくタイル色が濃いので、掃除が不十分になったのだと思います。お湯の出る量は悪く、時間はかかりますが、こんなものでしょう。マドリドのある４つ星ホテルなど、ドロ水が出て、お湯が枯れましたから。紫のスリッパ付き、エトロのアメニテイグッズも、派手な色です。イタリアの水は、石灰成分が多く、髪の毛がきしんで困るため、エトロのアメニテイは使わずに、お土産にし、日本から持って行った資生堂シャンプーなどを使いました。寝具は、清潔で、ベッドの寝心地はとてもよく、ぐっすりと眠れました。朝食は7時からです。コーヒーは、カプチーノを頼むと、チョコでメッセージや絵を描いてくれます。食べ物は、どれも美味しく、はずれはありませんでした。私は、観光アクセスに至便な、このホテルを推薦します。