ジョットの「小鳥に説教する聖フランチェスコ」の他、「聖フランチェスコの生涯」のそれぞれのエピソードを描いた28枚のフレスコ画があり、遥々来た価値があった。なお、個人旅行のためそれぞれの場面はガイドブックを読んで想像するだけだったのが残念。
ジョットの「小鳥に説教する聖フランチェスコ」の他、「聖フランチェスコの生涯」のそれぞれのエピソードを描いた28枚のフレスコ画があり、遥々来た価値があった。なお、個人旅行のためそれぞれの場面はガイドブックを読んで想像するだけだったのが残念。
見どころは沢山あります。時間をかけて、壁画を鑑賞し、上部聖堂と下部聖堂は外に出ないで、中の連絡階段で移動したほうが、途中に見どころがあります。
朝、テルミニ駅の自販機で列車の切符(時間指定)を購入し、リュックサック姿でアッシジに。
アッシジに到着時したら、まず、帰りの列車の切符(時間指定)を自販機で購入しよう。
次に、アッシジ駅構内でバス切符(2人分往復で4枚)購入し、バスに乗車。
駅からのバスで街の西側、P.za Unjta d'Italia(ウニタ・ディタリア広場)で降りる。
乗客が降りるので一緒に降りた。そこからサン・フランチェスコ大聖堂が見える。
聖堂への道は、白壁の坂道。
入り口は聖堂の左脇の二つのアーチがあるところ。
入場は無料。但し、日曜日の午前中と宗教祝日は観光客の拝観は不可とのこと。
写真撮影は不可。途中にあるショップで良心的な値段で絵葉書を購入すればよい。
このショップでは、お土産(お菓子、蜂蜜など)も購入できる。
入口を入ったところで、4ユーロのお布施(寄付)をすると簡単なパンフレットを入手できる。日本人の神父さんもいるとかで日本語版もある。
聖堂は、町の北西斜面の上に建てられ、斜面を有効に活用するため上下2段になっていて、上堂部分はゴッシック様式、下堂部分はロマネスク様式とのこと。
聖堂内部にはフレスコ画が沢山描かれている。ステンドグラスも美しい。
上堂内部のジョットの聖人フランチェスコの生涯(28場面)を描いたフレスコ画、下堂の「玉座の聖母と4人の天使と聖フランチェスコ」が見事。
地下礼拝堂には聖フランチェスコの棺が安置されている。敬虔な信者が膝まづき熱心にお祈りをしていた。
アッシジの駅からのバスを降りるとすぐの坂道を登っていきます。上の階のギャラリーの絵画は必見。教科書に載っていた何種類もの聖母像や受難の図などが間近に見られます。
アッシジの丘にそびえたつ大聖堂。ステンドグラスや美しい絵画に溢れた静謐な空間。地下にある、聖フランチェスコのお墓を取り囲むように一緒に修道した仲間たちのお墓があり、肉体を離れてもなお続く友情を感じました。清貧を貫いたフランチェスコの死後に建てられた荘厳なこの聖堂については賛否あるようですが、ここに来て心洗われ、感動する人が絶えなければ、フランチェスコも微笑んでいるように思いました。
大聖堂は、上堂部分はゴシック様式、下堂の部分はロマネスク様式の2階式になっている珍しい教会です。上堂内部はルネサンス初期の画家ジョットによる「聖フランチェスコの生涯」が、28場面のフレスコ画で描かれているので、絵画の説明が載っているガイドブックを見て鑑賞することをおすすめします。