数年ぶりの再訪です。
前回はレセプションのある本館に泊まりました。窓からはクリスマス市で賑わう Hauptplatz ハウプト広場が見えましたが、客室は、メイドさんの部屋かと見紛うくらい ベッドも小さい、狭小 Einzelzimmer シングルルームでした。まあ思い出深くはありますが…。
【客室】
前回のリベンジ。今回は Doppelzimmer 2人部屋を予約しました。
階段を上って 本館階上 (1.Stock/2F) のレセプションでチェックイン手続を終えると、そのまま本館奥側の扉を出て、隣接する別館中庭の外回廊を通って 別館客室へ。冬の時期 外通路は 寒いので 本館の朝食ルームへ行くのにも 上着が必要です。また建物内は段差があり バリアフリー対応はなされていませんが、近代的なホテルの増えている中、古い建物の面影を残すホテルは ある意味希少かもしれません。

客室は 一軒家のような Suite スイトスタイルです。室内は ハウプト広場の喧騒が届かず とても静かに過ごせます。玄関、数歩階段を上って ソファーのあるリビング、更に奥に 大きなベッドのある広い寝室があります。リビングと寝室両方にテレビがあり、また両室にそれぞれ シャワー付きバスルームが備わっています。これだけゴージャスならば、バスルームは1室で良いので、バスタブが欲しいところです。

【朝食】
朝食室は 本館にあります。ハウプト広場側の窓から陽光が差し込み、サロン風の気持ちの良い空間です。朝食は定番のビュッフェスタイル。フルーツはまあまあ種類がありました。
【レセプション】
レセプションは24時間体制。寒い夜 外出から帰り、 階段を上ってレセプションを通りかかると、 おじいさまスタッフが 優しく頷いてくださり、安心します。他方 チャックアウト時の若い女性スタッフは 最初から英語の 事務的な対応で 味気なさを感じました。チェックイン時のスタッフ、或いは前回宿泊時のスタッフは 感じが良かったので、スタッフの ホスピタリティレベルのバラツキを感じました。

レセプション先 朝食ルーム手前のエレベーターホールに “サービスの果物等”が置かれているのに気づいたのは 残念ながらチェックアウト頃でした。