8月、夏休みに3泊宿泊しました。前日深夜便でバンコクまで飛び、午前中のうちに乗り継いでサムイ島へ。地元のエージェンシーに空港からホテルまでの送迎を頼み、あちこち観光しながら昼過ぎに到着しました。
事前のメールでのやりとりで「早く着いた場合に着替えする場所などはあるか」と聞いていたのですが、繁忙期なので代わりの部屋などは難しいとの回答。結果的にチェックイン時間近くなっていたので部屋は既に準備されていたのでよかったです。
開放的なロビーでチェックイン。香りのよいウェルカムドリンクをいただきました。「アンバサダー特典でドリンクかポイントを選べるのですが、ドリンクはもう飲まれている訳なので…」というやりとりは何度目か。お部屋はオーシャンビュールームからハネムーン・オーシャンビュー・スイートへ1ランクのアップグレード。フロント棟からほど近い便利な位置でした。ほとんどのお部屋へはカートでの送迎が必要になるところですが、この部屋に関しては必要なし。プール付きのヴィラは全てビーチサイドですので利便性ではこちらが上です。もちろん、ヴィラのプールで気ままにのんびり過ごすのも素晴らしいとは思いつつ…。
オーシャンビュースイートは独立ヴィラではないものの、2階建てヴィラの上下にそれぞれスイートが配置される構造で、近隣の物音などに神経質にならなくて済むのがポイント。スイートといってもリビングとベッドルームが分かれているわけではなく、大きなリビング/ベッドルームと、なにやら不自然に横長のバス/シャワーブース/クローゼット/洗面/トイレがあるサービスルームの配置です。バルコニーも広く、ソファーやテーブルの準備もありますが、ひさしやパラソルがないので日照時間帯の利用は困難。洗濯物は、よく乾くでしょう(目立たないところに簡易物干しがあります)。スコールが来たらアウトですが…。
お部屋は、ベッドサイドのUSB充電ポートが一つ機能していなかった以外は問題ありませんでした。かつては水が濁っているなどあったようですが、今回はバスタブにお湯をためても問題ありませんでした。ミネラルウォーターはたっぷりついていますし折りにつけ補充していただけるのでこれも問題ありません。リクエストは電話でもいいのですが、英会話に不自由な自分は、QRコードでインストールしたアプリから、チャットでコンシェルジュと会話できるのが便利でした。問題の通知からレストランの予約まで文字で済ませられるのは便利…。できれば旅行後も残っていて欲しかったですが、チェックアウトしばらくすると履歴は消えてしまいました。
スイートルームにはクラブ特典がついてきます(元々クラブ特典ありの部屋をとりましたが)。クラブ特典といえばアフタヌーンティーですが、こちらのホテルはクラブ専用ルームの準備はなく(かつてはあったようですが)、ロビーラウンジでアフタヌーンティーをいただきました。カクテルタイムのサービスも同じラウンジ。アフタヌーンティーはバードケージに入ったたっぷりのケーキなどで満足。アフタヌーンティーはおつまみ類が並びますが種類は多くなく、他のインターコンチネタルであったプレートのテーブルサービスはなく、ちょっと物足りない雰囲気です。(カクテルタイムだけでおなかいっぱいになっちゃってディナーはいらない…という感じにはならなかった。良かれ悪しかれですけれども。)
プールとビーチ。
プールサイドのデッキチェア争奪戦にさえ勝てばゆったりと過ごせます。あまり広くないので子どもから目が離れる心配が少ないのはいいかなと(前向き)。プールサイドヴィラでない場合は、バギーを回してもらうか徒歩でプール/ビーチのレベルまで降りていきます。結構な高低差があるので行きはよいよい帰りは…。木々の中を降りていき、ちょっとした吊り橋のような遊び心もあって楽しかったです。朝の散歩でも利用しました。
ビーチ自体は砂浜のすぐ先が岩場で遠浅のため泳ぐのは無理です。桟橋が延びており、専用のスピードボードはそこから発着していました。桟橋の先端まで行ってリゾートの全貌を振り返るのは面白い体験でした。
レストランは、朝食レストランにもなるイタリアン中心のちゃんとした感漂うレストラン”AMBER”と、ビーチレベルにウェスタン料理のレストラン「Flame」があります。Flameでは曜日によってファイヤーショーが行われますが、風向きなどにもよるのでしょうがレストランから直接見えるところではなかったです。それなりに迫力があり、楽しめました。
AMBERの朝食は、ビュッフェ+卵料理はテーブルオーダー。卵料理はタイミングによってちょっと遅くなりましたが、ビュッフェの種類はまあまあ豊富。どれもおいしかったので問題なしです。
そのほか、AirBarというサンセットが見える、日が沈んでもバエるオープンエアバーがあったのですが、週末は人で一杯(どうもホテル外からもこのバーを目当てに来る層がいるらしい)。宿泊客であっても予約ができないというので利用できませんでした。バエるカクテルを手に写真を撮る人たちの多いこと…。なお、次の日は夕方のスコールでそもそもオープンエアにいるような状況ではなかったです。
島内の繁華街や観光スポットからは離れているのでナイトライフを楽しもうぜみたいな方には不向きではあります。バカンスはのんびり過ごすんだ〜という感覚です。ホテル内に売店などもないのでお土産物は別途調達しましょう。ショッピングセンターや観光スポットは、ホテルまでの行き帰りを利用して寄るのがオススメです。(実際そうしました)。