TripAdvisorでの評価を見ながら、自分で最重要視する「立地」に見合ったツーリストクラスのホテルを予約していましたが、マスカット在住のオマーニにこちらの5つ星ホテルにランチをご馳走していただける事になり訪れたのが、こちらのホテルでした。

●THE ATRIUM TEA LOUNGE
8角形のロビーラウンジ

ホテルに入ってすぐ目にするのが、8角形の巨大ロビーラウンジで、モスクかと見紛うばかりの美しく壮麗な造りで目を奪われました。
壁にみえる金色の部分はすべて本物の金箔が使われているそうです。
8角形が意味しているのはアラブの国々で、それぞれ外側の８辺に専用のエレベーターが用意されていて乗り付けられるようになっていて、国家元首（王様や天皇）は最上階に、皇太子や王子王女はその下の階に、首脳クラスはさらにその下の階に泊まるようになっているのだとか。皇太子と雅子さまもお泊りになったと聞きました。天皇ではないので、一番上から一つしたのフロアだそうです。なんだか凄いですよね。
私は庶民の出でお金持ちでもないので、ただただ呆気にとられて美しいな～と見守るばかりでした（笑）

ロビーの一画には、低めのソファが用意され、乳香を焚いてコーヒーを出してくる所があります。居心地よく、良い香りで癒され、贅沢な気分を味あわせていただきました。

●AL KHIRAN TERRACE RESTAURANT
水辺の見えるレストラン

ロビーより１フロア下になるのかな？
窓の外に水辺が見え、気持ちの良い空間の広がりがあって開放的な気分になる明るいレストランです。
ビュッフェのランチと、アラカルトでクリーム・ブリュレのローズウォーターがけをご馳走になりましたが、もう本当に贅沢でお腹も心も満たされました。
野菜、肉、魚、デザートすべて美味しく、少しずついろんな種類をと思っていたらあっという間に身動きとれないほど満腹です。

●Amouage
アムアージュ（世界一高級なオマーン産の香水）

上記レストランのフロアにあります。世界一高級な香水、買うとおまけのサンプルもたくさんいただけ大満足でした。アムアージュは空港近くの香水工房にもうかがいましたが、市内にも３か所直営店があり、こちらはその内の１店です。

オマーンの首都マスカット市内から少し離れた海沿いに位置する、Al Bustan Palace, a Ritz-Carlton Hotel（アル・ブスタン・パレス、リッツ・カールトンホテル）はオマーン国王がアラブサミットのために作ったという、中近東を代表するすばらしいホテルです。エントランスを入ると、高貴な乳香が炊かれた、38メートルの巨大なドーム型吹き抜けロビーが迎えてくれます。あちこちに複雑な手細工の壁や独特の彫刻を施し、現地の伝統と、アラビア文化やアートが調和した建物は、ただただ豪華で美しく「オマーン・スルタン国の宝石」と称えられています。手入れがゆきとどき、花が咲き乱れる広大な庭園の向こうには1キロに及ぶプライベートビーチ。部屋から見えるオマーン湾、ハジャール山の眺めもすばらしく、心から贅沢な気分になれます。
ホテルスタッフのホスピタリティときめ細やかな行き届いたサービスは、さすがリッツカールトン。まるで、家に帰ったような寛ぎと安心感があります。