ン10年ぶりに訪れその規模の大きさに先ず驚いた。館内展示場も増えピカソ館は森の外れに新設されていた。室内展示の名作コレクションでは多田美波「究」やブランクーシ「接吻」、アートホールではイサム・ノグチの「雨の山」が異彩を放っていた。前回釘付けになったマンズルームの彼の作品群には今回も感動を深くした。野外作品では池に置かれていたマルタン・パン「浮かぶ彫刻」がピカイチで、水面と作品に映し出される光彩の変幻には目を離せなかった。余技と思えた「ピカソ館」の作品や18mの塔にあしらわれたステンドグラスの彫刻は色調の暗さでイマイチだった。なおネットの森は工事中。