川棚温泉駅で下車（1800頃）、タクシーで数分の玉椿旅館に一泊お世話になりました。国の有形登録文化財に指定されているだけあって、入り口から古き良き雰囲気が醸し出されていました。廊下を歩くと、ギシリギシリとなる音が歴史ある旅館だとあらわしているように思いました。お部屋は全三部屋ととても大きな大広間ひとつ、私は栃木山守也のお部屋でした。部屋はとても広く、一人で使うには十分すぎるくらいであり、快適でした。
お食事は、女将さんが何回かに分けて運んでくれました。とても美味しく、箸が止まらなかったですし、瓦そばでとても満腹になりました。女将さんが料理のあげさげをする際に、話しかけてくれたのがとても嬉しかったです。大広間のことについても説明してくれました。天井を高くすることで空間を広く感じさせるそうです。
大浴場はひとつ、貸切で入浴できた。積まれた岩石から流れる湯は24時間かけ流し、素晴らしいひと時を過ごしました。
どこをとっても素晴らしい旅館ですが、一番は女将さんの愛想がとてもいいことでした。