と言うと言い過ぎかも知れませんが、極度の乾燥で草一本生えていない黄色い山々と、透き通るような青い空と海のコントラストが織りなす景色は、アジアや太平洋では決して見られない美しさです。

年末アル・ヴァンダールに3泊しましたが、日本人は私たちだけで、7割は元宗主国のイギリス人、後もロシア語とフランス語を話すヨーロッパ圏の人々ばかりで、中国人さえ一組も見かけませんでした。ドバイもドーハもそうですが、中東はあまり中国人が来ない場所のようですね。年齢層も高めで、小さな子連れの30-40代夫婦から、リタイヤ語の老夫婦がメインでしたので、非常に落ち着いた雰囲気です。

12月でも昼は30度を超え、日差しが非常に強いので、プールで気持ちよく泳ぐことができました。海の水はかなり冷たいので残念ながら入りませんでしたが、プールが非常に広く充実しているので、プールだけでも十分に楽しめました。さらに向かって一番左側にあるアル・ワハと中央のアル・ヴァンダールを結ぶ1周15分ほどの流れるプールがあり、浮き輪も置いてあるものを使えるので、滞在中に5回ほど利用しました。小さな子どもでも十分に楽しめると思います。

ホテルのサービスは個人的には必要にして十分で、同行した2歳児にもスタッフが非常に優しく接してくれました。

空港からはタクシーで行きも帰りも15リヤルだったので、料金は固定のようです。ホテルのシャトルを予約すると33リヤルかかりますが、オマーンは英語が非常によく通じるので、タクシーで十分だと思います。またホテルからはショッピング・モールやモスクへの無料シャトルを利用できるので、市街地に出ることもできます。

最後に、ホテルの入り口（ゲート）から歩いて2-3分のところに、隣接するマリーナを一望できる小さな展望台があり、地元の人もわざわざ車で写真を撮りに来るほど美しい風景が見渡せますので、是非行ってみてください。

Expeaia経由で予約したので、3つのホテルがあることとその中では一番ファミリー向けであったことを知らずに予約しました。最終的にはどこでもよかったかな〜とは思いましたが、いつかは大人のリゾートと言われてるAl Husnのプライベートビーチにも行ってみたいとは思いますが…

空港からは片道15リアルでタクシー移動で距離はありますが、オマーンはタクシーが高い印象。市内へはマトラスークとグランドモールへのシャトルバスが出るようですが、利用しなかったのでスケジュールは不明です。ホテル間のシャトルバスはお願いするとすぐに来ますので、私もスパへの移動では利用しました。

朝食は5つ星ホテルのスタンダードな感じで、一通り何でもある感じで3日くらいは飽きずに過ごせそうな感じです。夜にはルームサービスも利用しましたが、いつものクラブハウスサンドウィッチが出てきました。

ビーチやプールに行くと必ずクーラーボックス入りのペットボトルが提供され、熱中症にならないように水分補給をこまめにしないといけないぐらいの暑さ40℃は5月でもありました。

最後にスパにも行きましたが、ホテルのスパらしい値段ですが特質すべきほど良いわけでもなく…終わった当時は問題なかったのですが、なぜか帰国後に顔の皮がボロボロとむけてしまいました。もしかしたら水のせいかもしれないのですが、残念なスパ体験になってしまいました。